ちょっとした知識の差が大きな損失に!

ちょっとした知識の差で

売買残代金の着金確認に何倍も時間を使うことに...

タイムロス

さて、7月29日に滋賀県長浜市(一戸建て)の決済を行ってきました。

AM:11:00に滋賀銀行長浜北支店集合のため東京から出向く私は6時に起床。

朝起きるなりテレビを見てビックリ!

なんと台風8号の影響により東海道新幹線に一時運転見合わせの文字が...



やばい、



11時に間に合うか不安のなかとりあえず滋賀銀行長浜北支店へ向け出発!

何事もなく無事に11時に到着。

内心ホッとした。



さて決済スタートです。

まずはいつも通り司法書士による登記に必要な資料確認や委任状の記入

かれこれ10分程度で終了。

次に、買主様から売主様へ売買残代金等のお支払い手続き開始

ただ、ここからが今回の決済は長かった*1

今回は、買主様がフラット35を利用していたため、

2ステップでの支払い方法となる。


1. 住宅金融支援機構から、買主様の指定口座へお借入金額が入金
2. 買主様の口座から売主様の指定口座へお支払い
※通常(多くの金融機関)だと借入金融機関から直接売主様の指定口座へ振り込むケースが多いのだが、フラット35の場合には一度借入者の口座へ振込まで売主の指定口座へと支払う流れとなる。

ここで、「2」の振込作業の際に金融機関側へ振込手続きを行う際に一言伝えておかなければならないことがある。

それは「至急扱いでお願いします!」と言う一言だ!

振込の至急扱いとは

通常銀行の窓口で振込手続きを行う際には専門部署(センター)を通して処理される。


しかし、


至急扱いにするとセンターを通すことなく支店窓口から直接、振込先支店の相手方口座へ送金することができるのだ。

そのため、不動産取引の決済では着金の確認が取れるまで全員で待機していることが多く、迅速な処理が求められため至急扱いにするとことが必須と言ってもいい。

もし、センター経由で振込を行う場合には1時間以上かかることがあり時間だけかかるのだ。

だからこそ、必ず至急扱いにするのだが今回の場合、買主側不動産業者がそれを行っていなかったのだ。

売主側の不動産業者として出向いている私が出しゃばり確認するまでもないことなのだが、


今思えば一言伝えておくべきだったと反省した。

結局1時間弱かかったものの無事に入金の確認が取れ決済は終了。

取引事態は何事もなく終えられため、売主様には満足いく取引だったと喜んで頂けた。



決済終了後、それとなく相手業者に至急扱いをしていなかったことを確認したところ驚きの一言が...

今まで至急扱いでの処理を行ったことがないそうだ!
正直、えっ!と驚きを隠せなかった...

実は、不動産売買現場ではこんな知っていれば簡単にクリアできることがザラにある。

この知識に差で、一般消費者は大きなサービスの質の差を享受せざる負えない。




では、なぜ、こんな知識の差が出るのか⁉


それは、その多くが売買取引数の差、言い換えれば経験の差と言える。

不動産業者も千差万別

特に不動産売買では大きな差として存在するのだ。

知識



今回は売買決済の場で出た知識の差が、サービスの質の差になったが

ただ、もし売却や購入時のマーケティングやセールスにこの知識の差が起こったら、

何百万円も損失を被ることになる。


不動産業者はどこも同じではない!


営業には100%宅建士を擁し、マーケティングやセールスの勉強も他社を凌駕し、しかも年間の売買数もおおよそ他のそれをははるかに上回る経験数なコーラル。

比べ、宅建士も持たない多くの営業マンに勉強もしない会社

これが現実なのです。


あなたは、このことをどう思いますか⁉

コメント


認証コード3196

コメントは管理者の承認後に表示されます。